「nohana(ノハナ)」でお手製の卒業アルバムを作りたい

LINEで送る
Pocket

ミクシィが「nohana(ノハナ)」というフォトブック作成サービスを2月19日に開始しました。

まったくの新サービスであり、既存のmixiIDとは連携せず、写真はスマートフォン上でライブラリからぽちぽち選ばなければならない(しかも複数選択ができないから1枚ずつアップロード)という不親切で面倒なもの。しかし毎月1冊はなんと無料(送料90円)。2冊目以降は1冊につき500円だそう。ここ数日は、別の注文者のフォトブックが混ざって発送されたという事故により話題となっていましたね。

スマホなら手軽、が果たして常にあてはまるのか

スマホなら手軽、というイメージはあると思うのですが、個人的には、スマホだと面倒なことって多いと思うんですよね。特に、大量のものを処理しなければならない場合。あと、思考が必要な場合。

私の場合はニュースチェックをスマホでやりだすと途中で面倒になります。大抵、PCからGoogleリーダーでさくさくInstapaperやらPocketに突っ込んで、厳選したものをスマホから読む感じ。最初から大量のニュースをスマホから処理することをとても面倒に感じます。

人はある程度の「制限」を求める

また、サービスのページを見ていたのですが、いやはや利用イメージふわっとし過ぎだろうと。

確かに様々な利用シーンがあるとは思いますが、あらゆるサービスにおいて多少の「制限」は人の行動意欲に働きかけると思うわけです。自由にしていいよーと言われるとどうしたらいいかわからない人って結構いるはず。「これはこう使うものだよ!こう使ってよ!」って言われた方が、意外とありがたいものです。私だって自分で仕事つくるより働かされた方が正直楽です(それは何か違う)。

「nohana(ノハナ)」の具体的な利用シーン考えてみた

話が逸れましたが、まあ正直いろいろと今後の計画などはあるのでしょうが、折角あのミクシィが、フォトブック作成なんて素敵なサービスを始めたのに、いろいろなんてこったい!という感じです。

さて、その具体的な利用シーンについて考えたいわけですが、まず、先日のエントリー「mixiは私に取って『もうひとつの学校生活』だった」があります。

媒体資料などが手元にないので根拠ゼロですが、肌感覚的に、まあ2007〜2009年頃は学生の間でmixiが超盛り上がっていました。その頃nohanaが、mixi上のアルバムと連携するサービスとして存在したら、楽しかっただろうなと。

最近はFacebookでやる人が多くなっていますが、イベントごとのアルバム作成。あれってたまに物として残したくなるケースあると思うんですよね。旅行の写真とか、結婚式の写真とか。デジカメからひとつひとつ選んで印刷してファイルに入れて…なんて正直面倒なので、SNS上に溜め込んだものをさくさくっと選んでアルバムにできたら、かなり便利だろ!と。

mixiIDと、mixiのアルバムと連携できたら、今からでも喜んで使う

mixi上のアルバムと連携してくれるのであれば、今からでも嬉しいサービスだなー!と思うわけです。既にアップされてるものたちはサイズやらまちまちだから大変だろうとは思いますが、用意されたテンプレに突っ込んでリサイズとトリミングでもできちゃえば(簡単なことのように言ってすみません)、そこまで画質とかこだわらないだろうとも思います。安いし。

なぜ今からでも嬉しいかというと、いわばお手製の「卒業アルバム」を作れるのではないかと思うのです。

大学を卒業し、あまり会わなくなった、地方で就職して離れてしまった、などという友人は多いと思います。そんなとき、mixiを開く。

懐かしい写真を眺めながらひとつひとつ選び、心のこもったアルバムを編集する。そして、自分に1冊、友人たちに2冊目以降を送る(現状2つ以上の複数住所に送れるのかは知りませんが)。ここでミクシィ年賀状のように、住所がわからなくても送ることができると更に便利かも(アカウント死んでると困りますが)。送ったら、「アルバム届いたー?」なんて連絡をして、昔を懐かしみながら話をする。そこから、ひさしぶりに会おうよなんて話になったり。

過去と今を繋ぐ、オンラインとオフラインを繋ぐ、素晴らしいサービスになり得るのではないかと。

私の大学時代の友人が先日のエントリーを読んで「私も確かに、今でも昔の日記を読み返したり、写真を眺めたりして、懐かしんでいるよ」と言ってくれました。mixiを卒業した私のような人にとって、夢中でストックしてきたものを紡いで形にする機会は、嬉しいと思うのです。

もっと「nohana(ノハナ)」の未来を考えてみる

確かに、サービスの利用イメージがふわっとしたままでも、ユーザーが独自の利用方法を生み出して一人歩きして爆発的にヒットした例などもありますが(前略プロフィールなんてまさにそう)、nohanaは現状「無料だし試しに1冊作ってみるかー」というユーザーがごろごろしてるんじゃないかと勝手に予想しています。もしそれが続いたら、意図されている(というかサイトに書いてあった)形でのマネタイズは難しい。

前述した利用シーンであれば、最低1人にはフォトブックが渡ります。最低1人です。おそらく大体サークルなどのグループでの写真になると思うので、一気に複数人に送るケースが多くなると思います。もうキャンペーンでもいいから、mixiID連携して作れるようにして、「あの頃を思い出そう!mixiでお手製卒業アルバム」なんてことをやってほしいくらいです。

あわよくばその機会にmixiを眺めていたユーザーが、やっぱりmixiの仕組みって使いやすいしまだ昔の友達が使ってて連絡とれるし、また使い始めてみようかな…なんてことになるのでは。ユーザー回帰。そしてそれが連鎖すれば、またmixiのコアユーザーに変化が出てくるかもしれません。なんて、いろいろと勝手にmixiIDと連携したnohanaの未来を妄想しています。

ちょっと蛇足ですが、現状のfacebookで、アカウント連携してnohanaみたいなことできたら結構ヒットするんじゃないかなあと思ったり。むしろ、さすがに既出だったりするのでしょうかね。(これが来年なんかに出たらさすがにタイミング逃すでしょうけど)

LINEで送る
Pocket