どうして私がTwitterを使って就職できたのか

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そんなもの私が聞きたいです。

とは言うものの、私はこれまで真正面から門戸を叩いて就職したことがありません。そもそも前職は正社員でしたが、今年の春から専門学校に通うため、現職はアルバイトとして働いています。しかしながらどちらも、Twitter上で縁があり入社をしています。しかもかなりの受け身。初めて就職した当時は「ソー活」という言葉もありませんでした。趣味はボランティアじゃないし、自己PRに「人の喜びに繋がる仕事がしたい」とも書いてないし、名前も山本タケルではありません。

私は大学4年の春に就職活動をやめました。ですが俗にいう「無い内定」というやつでした。「これから暑くなるのにリクルートスーツ着て企業まわるのしんどいな……」と思ったのでやめました。

実際一番の理由は「行きたい業界に体当たりするための装備品が足りないと思った」からなのですが。周りの学生を見ると、業界に詳しく、スキルをもっていたり、明らかに差がありました。インターネット業界に就職したかった私ですが、その頃は完全にただのサービス利用者で、ただの趣味で、その業界で働くイメージなどまるでなかったのです。

今更のスタートにはなってしまうけれど、大学4年の1年間に賭けてみようと思い、手っ取り早く実際に自分のやりたい仕事をやっていると思われる人々に会いに行こうと思ったのです。それが私の、就職活動だと思ったので。そのために使ったのが、Twitterでした。

ではその私の就職活動で、Twitterをどのように使ってきたかを以降書いていこうと思います。
※ 以降の方法が通用したのは、私がインターネット関係の仕事がしたかったからだとは思います

1. 会いたい人にコンタクトを取り実際に会いに行った

今でこそ「ソーシャルランチ」や「コーヒーミーティング」などのサービスがあり、ソーシャルメディアを活用して社会人に話を聞きに行くことは比較的容易になりましたが、当時2010年、そのようなサービスはありませんでした。なので、Twitter上で個人が参加者を募っているイベントなどに、とにかく特攻してみようと思いました。

ひとつ行くと、高確率で芋づる式に縁が生まれ、会いに行ける人は増えていきました。まずは物怖じしないで行ってみて、失敗しても、運良く何かを得られたとしても、とにかくそれを繰り返してみることが大事だと思います。まずは社会人の生態をなんとなく知るきっかけになれば充分だと思います。これを続けると、真正面から門戸叩くにしても面接時の緊張が多少和らぐかと思います。

2. 学生の特権を使った

学生対社会人と、社会人対社会人の違いは、人間に対する興味だけで会ってもらいやすいところだと思います。「こいつと仕事になりそうか」ではなく「こいつ面白いのか」という興味だけで会ってもらえることが多いです。どこかで「企業は床上手の処女をほしがる」というむちゃくちゃな言葉を見た気がしますが、要はポテンシャルのある学生に社会人は興味をもってくれます。最近では正面から門戸を叩かずとも、中途採用枠でショートカットできるケースが多いようなので、そういう機会はガンガン取りにいった方がいいと思います。

3. 特権を使ったらそれを何かしらの形で残した

ただ会っていただくだけでは失礼ですし、自分のためにもまったくならないので、とにかく何かしら残しました。たとえば、USTREAM関係の活動をされている方にお会いしたときは、インタビューをおこなって記事として卒業制作の中にまとめたり、その方の活動をお手伝いしてそれを実績としてポートフォリオに載せたり、Twitterやブログに書いたり。

あとはどこで縁が生まれるかわからないので、卒業制作に直接的に関わらずとも、自分を活動に関わらせてくださる方のお手伝いなどは、呼ばれずとも勝手に参加したりしていました。そこで得られる情報やスキルは本当に貴重です。社会人がお金を出して身につけるようなものもごろごろしています。Twitterで知り合った人は、継続的に近況を知ったり連絡を取ったりしやすいメリットがありますしね。

4. 自分のやりたい仕事をTwitterに書いた

1〜3の活動をしつつ、自分がどんな仕事をしたいのか、書くことが必要です。「結局何がしたい人なの?」と思われてはチャンスが訪れづらいです。プロフィールやツイートに、自分がどんな仕事をしたいのか、やんわりでも定期的に投下することが大事です。実際、現職のきっかけは「こんな仕事がしたいなー」と書いたところ「うちの会社に興味ありませんか?」と突然社員の方からリプライをいただきました。前職も、リプライをいただいたことがきっかけでしたし。(もちろんそれらはあくまできっかけで、そのあと面接などのステップを踏んでいます)

まとめ

この4つを半年ほど続けた結果、就職することができました。Twitter上で私を見つけて声をかけていただき、活動をまとめたポートフォリオやそこからひねり出した企画書などをもとに、実際に就職まで繋げることができました。大事なのは、活動をして、誰からも見える場所に残しておくこと。ただ意識の高い学生ごっこをするのではなく、チャンスを掴む準備をおこなうことが大切だったのだと思います。

以下おまけ。あると便利なもの。

・名刺

Twitterで繋がっているとはいえ、自分の身分をきちんと明かし、個人同士で確実に連絡を取ることのできる連絡先を載せた名刺は持っているといいと思います。名刺があることによるメリットは、名刺は「交換するもの」である点。相手から名刺をいただくことができるので、「Twitter上で繋がっているから大丈夫」だなんて思わずに、会っていただいたお礼の連絡をきちんとして、継続的な関係を築くことが大切だと思います。実際に就職するとなると、Twitterだけで連絡を取り続けるのは無理ですしね。

・ブログや自分のポートフォリオとなるようなサイト

Twitterだけだと自分の活動は流れていってしまいますし、自分の活動を手っ取り早く残して周りにも見てもらえるのが、ブログやウェブサイト。TwitterのプロフィールにURLを載せておけば、もしかしたらそこで活動を知って興味を持ってくださる方もいるかもしれません。お会いしたことのない方への名刺のようなものです。私の活動当時と違いFacebookがある現在ですが、Facebookもストック性があるとはいえ遡りづらいものなので、やはりブログやサイトの方が便利です。

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