SNS上での約束を約束と思うな

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深夜に投下しておけば見つからないだろう、なんて甘い考えで走り書きした一つ前の記事が、約13,000PVでした。こんな数字見たことない。インターネットこわいね!

大体「同意」「意味がわからない」「まとまりがない」「文章が稚拙」「語彙に乏しい」こういったご意見をいただけるかと思っていたら、どうやらやはりそういったご意見を多数いただきましたようで、ありがたいやら申し訳ないやらといった気持ちです。さらに考察記事を書いてくださる方々までいらっしゃって……

自分の思考を新鮮なまま書き留めておきたかったのと、あとはわざと「ウケる」だの「承認欲求」だのお決まりの言葉のような稚拙な語彙を多用して、本当に「文章をぶん投げた」状態にしていました。文章の神様本当にごめんなさい。あと、前回の続きとか補足はまた別で書きます。

そんな前置きはいいとして。

TwitterやFacebookを連絡手段として使用する人は多いかと思います。私もそのひとりです。Twitterにも書きましたが、それらでしか連絡がつかない人が大勢います。
さらに言うと、それらでしか連絡がつかないままが続く人は、その程度の関係だと思っています。プライベートにせよ仕事にせよ、少しでも深く関わることになれば、確実な個人の連絡先を交換するので。

少し話が逸れましたが、それらSNSで約束事をする人がいるかと思います。食事や遊びの約束、待ち合わせの日時まで。最近ではLINEなどのサービスも多く使われるかと思いますが、私は基本ぼっち属性なのでLINEのことはあまりまだ深く言及できないと思っています。

さて、皆さんはSNSで交わした約束をやぶったことはありますでしょうか。たとえば「Facebookでイベントに招待され、参加を押したけど忘れていた。」「Twitterで日時の約束をしたけれど、スケジュールに入れるのを忘れていた。」そういった経験がある人、いると思います。むしろ、多いと思っています。というか、私もします。ごめんなさい。SNS上で約束をしたら、可視化されているのにね。

最近では、Twitter上で取り付けた仕事の約束が頓挫されたという話もたまに見かけます。まあそもそも、それはさすがに、個人で会うなり電話なりで決めようや……と思いますが。釣りですかね。

なぜでしょう、無意識的ではありますが「SNS上での約束はあまり効力がない」と思っている人が多いように感じるのです。

もちろんこういった現象は、通信技術の発達とともに顕著になってきたものだと思います。携帯電話がなかった頃は、待ち合わせ時間に遅れたり場所を忘れてしまったら、致命的でした。約束が約束として機能していたわけです。

けれども携帯電話という、個人対個人が連絡を取る手段を持ち運べるようになり、ほとんどいつでもどこでも連絡がつくようになったおかげで、遅刻しても場所を間違えても、その旨を容易に伝えることができるようになりました。ポケベルの話をすっ飛ばしましたが、私はポケベル世代ではなくその利用シーンや使い方も知らないので端折ります。

携帯電話の出現までは、便利で済まされたかもしれません。今では携帯電話を持っていない人を探すのは困難ですし、仕事で必要な場合は職場で支給すらされます。常に連絡が取れる状態に「拘束」されます。

そこで出現したSNSですが、とにかくSNS上での言葉は濁流のごとく流れていき、特にTwitterでの言葉たちは継続的効力をもたないという特徴があると思います。待ち合わせの際にリプライやDMを送り合って集合する、なんてときは便利ですが(あらゆるところに見えているので、リプライは気をつけなければなりませんが)。

一見とても便利なようですが、ここまで簡単で便利であるとその逆の側面も現れるわけです。約束を守ることが容易になれば、約束を破ることも容易になる。以前は「メールで告白をする人がいるなんて!」という話もありましたが、そういうことが話題になるくらい、インターネット上での文章のやりとりに込める人々の意思というのは、とても薄いものである場合が多いのでは。

ちなみにFacebook上でのイベント参加・不参加は、参加者が可視化されるため「これだけ人がいるなら自分が不参加押し忘れても影響はないだろう」という意識から、約束として機能しづらいのだと思っています。

片手間にしたことは忘れやすいものです。多くの人がSNSを利用するときはそれが片手間であることが多いと思います。メールもそうではありますが、特にSNSは、周りの情報が入りながら自分の情報も投下するので、視覚から一気に情報を取り込んだ脳は、そう一気に処理はできないかと思います。

東日本大震災の際に、特に連絡手段・情報入手手段として役立ったのはTwitterだ。なんて言われていたこともありましたが、そこからも言えるように、やはりとにかく即時性を求められる連絡には大変便利です。それゆえに、「いつでもどうにでもできる感」が強い。

ここで少しだけLINEに言及すると、LINEの特徴として「既読表示」というものがあると思います。最近はFacebookメッセンジャーにもつきましたが。Twitterにはそれがありません。ですので「見逃した」「まだ見ていなかった」が簡単に成立します。まあLINEやFacebookメッセンジャーでも平気で「見たけど忘れていた」という場合がよくありますが(それは前述した、一気に情報が入ってくると処理しきれないということで説明がつく)。

つまり
「一気に情報入ってくるツールだから処理し切れなくなって忘れる」
「いつでもどうにでもできるから守っても破っても大差がないとお互いに了承している」
という意識(というか無意識的な言い訳のようなもの)のもとに、
人々はSNS上での約束の効力を自らの手で弱めているのではないでしょうか。

蛇足:だからPeatixとかeverevoとか、事前決済系のサービスはお金が絡むから約束守らせ易くて便利だよね!

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